
戦いの代名詞が、命を育む。I=Dという存在に与えられた新たな可能性=未来。
――プロダクトノートに走り書きされた言葉。
◆吾妻個人工廠受託プロジェクトNo.01
= 農業用I=D開発プロジェクト“未来”
#プロジェクト概要
宰相府より吾妻個人工廠へ委託された依頼第一号。
現在表面化しつつある人口増加、それに伴う食糧危機への対策の一環として発注された。
要件定義は、生産現場での人的資源不足の解消である。
工廠の管理責任者である吾妻は、かつてI=Dの里と呼ばれ、
現在もなおI=Dを始めとする各種技術産業において高い技術力を持った藩国である星鋼京に所属する事から、
同国が保有するI=D技術資源を流用する事を方針と定め、プロジェクトを開始した。
プロジェクト名“未来”とは、冒頭の文章に端を発する。
―I=Dの、兵器としての枠に捕らわれない多様な可能性、それを未来へ繋げたいという願いを込めたものである。
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